元13単位VSネット・ゲーム依存症

ネット・ゲーム依存症により、大学を5年で13単位しか取らず中退した筆者が、自身の依存症との血湧き肉躍る熱き闘いを繰り広げるブログです。

2010年~2020年のネット・ゲーム依存症

こちらもFacebookコピペ記事。

ネット・ゲーム依存症について、この10年。

私もちょうど自身がネット・ゲーム依存症になった時期が被っているので、

私の視点から見た、この10年のネット・ゲーム依存症を偉そうに書きました。

 

 

「2010年」

私個人から見て、この年が社会的なスマホ元年。

そして、2010年から今までが「ネット・ゲーム依存症」という概念が社会に顕在化していった10年であったと考えています。

 

24時間どこでも扱えるスマートフォンの普及は、大きく社会を変えたことは間違いないと思います。

その1つとして、ネット・ゲーム依存症というものが表に出て来た。

 

急加速で増加する、

「ゲームが辞められない」「スマホが手放せない」「SNSが気になってしょうがない」「動画を見続けずにはいられない」人々の存在に、

医療も教育も行政も社会も混乱している、そんな10年に見えた。

 

私個人もちょうどネット・ゲーム依存症として約10年。

これまで様々な医療・教育機関、他にも多種多様な場にお世話になって来ました。

その中で共通していたことは、「どこも手探り状態」であったこと。

 

1度「自助会」という言葉で検索してみてください。

全国に薬物・アルコール・ギャンブル等の自助会が存在することが分かるかと思います。

 

しかし「ネット・ゲーム依存症」という括りで探したとき、余りにも少な過ぎる

日本全国でも片手に収まってしまうほどしか存在しない、もしくは表に出ていない。

 

2019年5月25日、WHOが「ゲーム障害」を国際疾病として正式に認定しました。

www.nikkei.com

それをきっかけに香川県のゲーム条例(私個人はこれほどカスでお粗末な条例みたことねぇって考えていますが)であったりと少し動きが社会でも出つつあります。

 

でも他にも数え切れない依存や、精神的苦痛や病を抱えている人が存在していて、

その余りの多さに、増加していく様に、社会が追い付いていない、追いつけない。

それを目の当たりにして来ました。

 

「2020年」

そして現在。

コロナウイルスという未知の脅威によって、

今社会が「人との繋がり」というものについて、再認識している、

再認識「させられている」のではないかと思います。

 

これまでの10年は、ネット・ゲーム依存症というもについて

「手探り」の10年だった。

ならこれからの10年は、ネット・ゲーム依存症について

正しく理解」し「向き合う」10年にしていこうと私は思った。

 

私も正直、自身の「依存症」というもについて

「正しく理解」しているとは言い切れない。

でも分かったことがある。

 

それは依存症にならなければ分からなかったこと。

依存症が私に教えてくれたこと。

どんな医療も教育現場も行政も社会も、なんなら家族でさえも、知らないこと。

依存症という苦しみを知った人だけが知っていること。

私は寂しいということ

きっと世界の誰しもが、それを抱えながら生きていること。

 

かつてないほど、メールで、SNSで、

様々な形でオン「ライン」で、人と繋がりやすくなった時代だと思う。

 

でも人との繋がりとは、オンラインやオフライン、

「ライン」に乗らなければ繋がることができない。

そんなものではないはずだ。

 

私が死にたくなったとき、私が独りになったとき、

私を救ってくれたのは、「ライン」の上ではない所で、出会った人たちだった。

 

最後に私が最近読んだ本の一文を紹介します。

「絆の輝きは、スクリーンの輝きよりも、私たちをゆたかで幸せにしてくれるに違いない。」

 

だから、私は自分のために

依存症を「正しく理解」し「向き合う」ことをこれからの人生で続ける。

 

そしてまずはこの先の10年。

いろんなところに既にそうしている仲間がいて、

その仲間に私も10年目にしてやっと加わった。

 

2030年は少しでも私は生きやすくなっていたい。

 

以上になります。

私の人生にとって、重要になるであろうこの10年。

頑張らずとも、地に足つけて歩んでいこうと思います。

ただの月間回復報告~2020年6月~

こちらは記事増やしたいだけの、私のFacebookのコピペです。
ただ私が「この月はこんな感じで回復中だよ~」と言いたいだけの内容です。
 
 
5/27 通院スタート
昼夜逆転生活が続いていたため、半分徹夜状態で病院へ
恐らく自身より年下の診療士さん相手にしっかりネット・ゲームに溺れて貯金潰してニートしていることを全部話す。スッキリする。
 
担当医の先生に、本や自助会についての資料をいただく。
自分がアダルトチルドレンであることに気付く。
先生の前で24時になったらネットは切るルールを作り、宣言する。
 
6/2 通院2回目
24時でネットを切るルールを、スタート2日目にしてあえなく破る。
昼夜逆転で夜がどうにも寝られず、ネット・ゲームがやめられない。
その後も我慢できてMAX3時間であったことを先生に報告。
 
睡眠薬を処方してもらう。
でもって1日1時間くらいは運動しろと言われ、とりあえずその日は歩いて家まで帰る。
 
6/4 友人と遊ぶ
昨年のとあるキャンプで知り合った友人達と、大阪にて遊ぶ。
依存症のことを理解してくれている友人のため、安心して心置きなく楽しい時間を過ごす。
人との繋がりの重要性を再確認する。
 
この辺りから昼夜逆転は治りだし、24時でネットを切るルールを少しは守れるようになる。
 
6/9 通院3回目
あんまし睡眠薬が効かないことを話して、少し強めの薬に変えてもらう。
24時ルールもそんなに、運動もあんまし、自助グループも入ってないけど、とりあえず全部正直に先生に話す。
あんまし真剣になり過ぎず、ゆっくりやってけと諭される。
気が楽になる。
 
6/13 父来訪
実家マネーで買ってもらったアダルトチルドレンの本を手に入れる。
御年78歳の父に色々と考えていることを全部聞いてもらう。
父が蕎麦が食べたいということだったので、自宅近辺の蕎麦屋に行く。美味しくて大当たりのお店で父と再来店を決意する。
 
6/14~精神不安定
アダルトチルドレンの本に、注意書きで「けっこう精神的ショックも大きいから、独りで読み進めるな」と書いてあるのに、独りで読み進めて見事に精神不安定状態に陥る。
 
この頃には、ネット・ゲームのやる気もだいぶ落ちて、24時ルールもほぼ守れるようになって、運動として自宅筋トレを始めたのに、睡眠薬を飲んでも日中や夜も動悸で寝れなくなる日々が続く。
自助会の必要性にやっと気付く。
 
6/16 通院4回目
24時ルールも守って、筋トレしてるけど動悸ヤバくて寝れないですと話すと、「あの本読んだんだね?」と見事に見抜かれる。
とりあえず精神安定剤を処方していただく。
 
アダルトチルドレンの誰もが通る道だからと、まずは自助会に参加してみることを勧められる。
自分も参加を決意する。
 
6/18 実家に帰る
姉が甥っ子と共に実家に来るということで、甥っ子会いたさに自分も帰る。
甥っ子のあまりの可愛さに無事叔父バカになる。
家族にも今の状態について正直に話す。
 
その晩自宅に戻り、またキャンプの仲間の1人から、「この夏ネット・ゲーム依存症の子達に向けてオンラインで何かやらない?」と持ち掛けられていたので、詳しく電話で話す。
 
自分自身「なんでネット・ゲームの依存症の自助会って全国見渡しても2・3件しか出てこねんだよ!!!関東ばっかだし!自分で作るか?おおん???」とずっと思っていたので、二つ返事で協力を承諾する。
 
6/21 オンライン自助会に参加する・父と京都散策
父再訪。
一緒に鞍馬寺まで行って、貴船神社へと繋がる山道をゆっくり父に合わせて歩く。ペースはゆっくり休み休みながらも、背筋をしっかり伸ばして歩く父の姿にちょっと心が動く。
 
久しぶりの山登り?に自分も気分が晴れる。なお21日が父の日だったと気付いたのは父と解散後だった。少し自分を殴りたくなる。
 
その晩、人生で初めて、オンラインではあるものの自助会に参加する。
基本は話しっぱなし、聞きっぱなしだけど、自分の正直な話を誰にも否定をされないという場所は、それだけで十分な居場所になるなと思い、参加し続けることを決意する。
 
6/22 元バイト先の店長と再会
2月に正式に辞めて以来、ずっと連絡を取っていなかった元バイト先の店長と連絡を取り再会。
自分のことを正直に話す。
 
実は店長は翌日から入院とのことで、1日遅れていれば再会できていなかったという奇跡にまず感謝する。
そして店長のご厚意で、お店も自身も大変な状況であるのにも関わらず、僕がどういう状態なのかも知った上で、もう一度アルバイトとして雇ってくださる、その優しさに心から感謝する。
 
6/23 通院5回目
あんまし何を話したか覚えていないけど、24時ルールと筋トレの習慣がしっかり守れていて、アルバイトも再開できることに、自身の回復と周りに人々に恵まれていることを感じる。
 
オンラインでの「ネット・ゲーム依存者対象の企画」について、信頼している依存症関係の方にアドバイスを聞いたり、情報収集を始めだしたことを報告。参考文献やサイトを色々教えてもらう。
 
6/24 カミングアウト
内臓飛び出るかという思いで、精神安定剤も服用して、Facebookに今まで隠してきた自分の依存症のことを全部書く。
今までの清算になるわけではないけど、ずっと嘘で覆って守り通していたものを手放したことで、心のリミッターが外れる。
 
沢山の方の愛に触れて心から感謝する機会となるも、リミッターが外れた反動はデカく、若干それでおかしくもなる。
とにかく人恋しさが暴走して、妖怪「うざ絡みおじさん」と化す。
 
ついでにゲーム用に作った糞みたいな承認欲求の塊のようなTwitterアカウントを消し去る。これは英断だった。
 
6/27 友人と遊ぶ
4日に遊んだメンバーに、関東から遥々来てくれた1人を加えた4人でほぼ丸1日遊ぶ。
本当に何でも言い合えてしまう仲間なので、容赦なさすぎる本音のトークを飲みの場で繰り広げたりした。
 
でもすんごく幸せな一日だった。依存にどっぷりハマってたときには考えもしなかった良い日だった。
どっかで死んだりしなくて良かった。本当に。
 
6/28 兄との再開、オンライン企画始動
カミングアウトした文を読んでくれたノルウェー人の留学時代の兄貴が話そうぜということで、約9年ぶりにSkypeで再会する。
 
自分の英語力の欠落っぷりに驚くも、それでも何だかんだ会話できるところに兄弟の絆を感じる。
兄貴もけっこう大変な思いをしていたようで、お互い支え合っていこう、また何度でも話そうと、固い絆をより強くする機会になった。Thank you Rakib!
 
その晩はネット・ゲーム依存者向けのオンライン企画の始めてのミーティング、皆忙しさもそれぞれで、分からないところだらけ。
どういう形で作るかがやっぱり難しい。
でも皆いっぱい意見くれて嬉しかった。
 
それぞれに考えるものがあって、その全部を取り入れることは無理があるけど、どれも大切な考えだし、何とかいいものを作りたいと改めて思った。
 
6/29 妖怪暴走、そして成仏
友人と遊んだことで相当に満たされまくった心も、1人になると寂しさで飢え出し、妖怪「うざ絡みおじさん」の暴走がそこかしこで始まりだす。
 
オンラインでの企画作りの場でも一向に止まらず、レスポンスの薄さを余りにも気にし過ぎて、
自分でも「やべえ妖怪なっちゃったよ、戻れねえ…どうしよ…」ってなっていたところを、信頼する友人のLINEの一言&愛のあるフォローで無事成仏する。
 
夕方には約3カ月ぶりに大学教授の師匠に出会い、色々とオンライン企画で感じた難しさや、これからの共同研究について話したことで、落ち着きをかなり取り戻す。
 
6/30 通院6回目
暴走したりしたことなど、色々と話す。
ほぼ平常レベル近くまでに落ち着く。
24時ルールを守れているのと、筋トレしているのはとてもいい傾向なので、とりあえず明日からのバイトを頑張るのと、オンライン以外の自助会にも参加してみることで、落ち着ける生活を構成していくことを学ぶ。
 
 
以上になります。
こんなんFacebookに投稿したんか。
なげーなおい。3000字普通にいったわ。
こんな感じでまだまだ私も回復途上ですので、皆も生活大事に頑張ってね。
 

どうやったら治るの?【ネット・ゲーム依存症】

結論

完治はしないんじゃね?多分。

これ面白半分に書いてるんじゃなくて、真面目に「依存症」に本当になった人は、そう思ってる部分あるんじゃないかなと思います。

 

ちょっと詳しく解説すると、

人間の脳は、本能的に快感を求めます。

これはお猿さんの時代から私たちに備わっている機能です。

そうじゃなくて不快なことを求めたりしてたら、どっかで毒食いまくったりしてとっくに絶滅してます。

 

そして、ここで出てくるのが依存症のメカニズム

依存ってのは、脳が快感を得られる物や行為に対して起きます。

物なら、薬物・アルコール・タバコ・なんなら人によっちゃ好きな食べ物や水でも

行為なら、ギャンブル・ネット・ゲーム・セックス・痴漢・万引き、運動依存ってのもあります。

 

これらの物や行為は、脳にとっての快感物質:ドーパミンを分泌させます。

でもって、脳はそのドーパミンを求めるようにできてるので、依存を完全に治すってのは本能の否定になっちゃうところがあるわけです。

 

もうちょい依存症という病気について詳しく知りたい方はこちら

www.ask.or.jp

 

でもって私が読んで、行動系の依存症について世界一分かりやすく書いてる本がこちら

www.amazon.co.jp

カスタマーレビューで「原注・参考文献」のことについて、えんらい叩いている方いらっしゃいますが、本に書いてある内容自体はちゃんとしてます。

私は、原注・参考文献いっさい見ないで普通に理解できました。

 

あとこちらの漫画も凄く分かりやすいです。

PCじゃ見れないので、スマホで見てね。

www.jiji.com

出典:Ⓒ三森みさ『だらしない夫じゃなくて依存症でした』

 

 

さて、完治しないとなるとどうするか?

ここからがこの記事の大事なところです。

 

依存症は回復します

そうです。完治はしなくとも回復が可能です。

「じゃあ、どうやったら回復するの?」ってことで、今回はネット・ゲーム依存症歴:約10年の私が考える、回復で最重要なことだけに絞って書こうと思います。

 

「継続」

とにかく続けないことには、回復などしません。

通院だろうが、自助会に通うとか、依存している物への接触回数や、行動を減らすとか、なんでもいいです。とにかく続けないと依存症は超簡単に再発します。

 

依存症のことでお世話になった方が、

「依存症回復は貯金ができない」

とおっしゃっていまして、本当にその通りなんです。

 

「入院治療を受けた」「~の施設に行っていた」

それは大事なことです。でもそれより、入院先や施設で受けたような治療や生活、

自分にとってこれは回復に良かったと思えること、それを続けることの方が何兆倍も大事です。

 

入院や施設への入所は、効果があります。

しかし、それも一時的なものです。僕は依存症で入院経験があるのでそれを知っています。

 

入院したから、施設に入所したからといって、その効果が今後の人生でも続いて、回復も順調に進む、そういう訳じゃないんです。

退院後や、施設で回復して元気なうちに、通院や自助会に通ったり、自分の生活が壊れないように自身の依存とちゃんと向き合うこと

そこで初めて、依存症の回復は進んでいきます。

 

じゃあ、「どんだけ続けりゃいいの」って?

一生です。

「はあ?ふざけんな!」って?私は大真面目だよ。

 

繰り返し言いますが、依存症は回復します

1カ月でも続ければ、依存症はかなり回復します。

 

いわゆる普通の生活に戻るには、かなり個人差や依存対象によりけりですが、

私は、かつて薬物依存症やアルコール依存症だった方にもお会いしたことがありますが、この方が依存症だったなんて、薬物やお酒に溺れていたなんて信じられない、と思うレベルで回復されています。

 

しかし、そんな方でさえ、「普通の生活に戻るまで3~5年くらいはかかった。」と言うほどです。

「今日一日」を乗り切る、そんな覚悟で現在もずっと回復を続けておられます。

 

 

じゃあどうやって「継続」するか?

「意志の強さ・弱さ」で考えないこと

依存症について、9割以上の方が勘違いしていることとして、

「意志が弱い」だけでは、簡単に依存症にはなりません。

あくまで原因の一つです。もっとでかい原因がもっとあるんです。その辺は紹介してるサイトや本・漫画にちゃんと載ってます。

 

私も今まで

意志が弱いから、ネットが辞められない」「意志が弱いから、ゲームが辞められない」「意志が弱いから、依存症になった」

そう信じ続けて来ました。実際そうでもあります。

 

ただ「意志を強く」して回復をしようとすると、たぶん派手にこけます。

意志なんて、そんな簡単に強くならないからです。笑

「俺はゲームを辞めるぞ!!!」って言って辞められる人の方が少ないと思います。

 

そこで私がやっているのは、「置き換え」です。

文字に書くのはアホみたいに面倒くさいので、この動画を見てください。

youtu.be

 

この動画を見た人は、「ゲームに代わるものなんてねーよ!」

ってなると思います。実際そうです。

そんな簡単な話ではありません。でもやるんです。

 

私がここで強調しておきたいのは、

ネット・ゲームをするなってことじゃないってことです。

普通に何時間でもやったらいいと思います。なんなら数日間ぶっ続けでも。

 

でも、ネットでみてる動画シリーズが完結したとき、ゲームでイベントアイテムをコンプしたとき、ランク戦で自分の目指すラインを達成したときとかに、「ちょっと休むか(または緩めにゲームするか)」ってなるときありません?

 

私はそれを大事にして欲しい。

0か100で考えるんじゃなくて、「まあいっか~」「なんとなく」で、

ちょっとネットやゲームをしてない時間、それを大事にして欲しい。

 

その時間は、どんな形であれ、紛れもなくあなたが依存していない時間だから。

無意識にネットやゲームを、ベットでゴロゴロするとか、(ゲーム以外で)スマホいじるとか、他の行動に置き換えられているんです。

 

親は「ゲーム辞めろ」しか言わないかもだけど

「うっせえ!死ね!」程度に思っときゃいいよ、私もその時期あったし。

 

意志がどうこうなんて、そんなこと考えなくていい。

「今日は疲れたし寝るか~」そんな感じで、なんとなくネットやゲームをしていない時間があったらいいねって感じです。まずはそこからです。簡単じゃないけど。

 

そのうち気付くよ。きっと。

なんで自分が依存しているのか、こんなにネット・ゲームに夢中になるのか。

それに気付くまで私は7,8年かかった。

 

そう気づいたときに、病院行ったり、自助会を探せばいいよ。

ただネット・ゲーム依存症の自助会は圧倒的に少ない。

病院もちゃんと治療法分かってんのか、かなり怪しい。

だから今私は、オンラインの自助グループを作ろうとしてる。そのうちここにURLでも乗っけるかも。(笑)

 

いつか会えたらいいね。お互い依存症と向き合う仲間として。

では、今回はここまで!

このブログについて【ネット・ゲーム依存症の方、その家族の方へ】

・どんなことを書いていくか?

ネット・ゲーム依存症で悩んでいる本人や、その家族等の方向けに

 

そもそも依存症ってどういうものか?

依存症の人はどんなことを思っているか?

 

などなど依存症の当事者目線で、書いていけたらなあと思っています。

 

と、書いておりますが、基本は私の思考の言語化の場として使うつもりです。

この記事1年以上前に書いた記事なのですが、当時の私は久里浜医療センターから退院したてで、えらく依存症回復に対して意識バリバリ高めであったようです。

ほんじゃあ今は意識高くないんか?ということですが、今は意識云々より取り敢えず回復のために、動画・SNSとかゲーム以外で何か自分に役立ちそうなこと出来たらいいよねってスタイルです。

 

私は、かれこれ10年くらいネット・ゲーム依存症で現在も回復途上でして、現在も通院や自助会への参加を続けています。あんまし頑張らないで、好きなペースで更新していく予定です。

 

こっから下は、1年前の私が書いた内容でして、

当時の私の、依存症の回復段階でいう「ハネムーン期」の状態の、頭の中が見えるかなと思います。

 

・独りぼっちが依存症になる

そもそも依存症って何なの?って思っている方、まずこれを必ず最後まで

観てください。

 

ジョハン・ハリ:「依存症」—間違いだらけの常識 【TED Talk - TED.com】

Johann Hari: Everything you think you know about addiction is wrong | TED Talk

 

麻薬やアルコールを摂取し続けるから…

ギャンブルやゲームをし続けるから…

 

勿論、上記のものや行為によって分泌されるドーパミンは依存症に大きく関係しています。

しかし、それだけで依存症になるというわけではありません。

 

依存症の1番の原因は、孤独であると

私は自身の経験と状況から考えます。

 

私がネット・ゲーム依存症となった1番のきっかけは、高校時代の約1年の留学でした。


言葉が通じず誰ともまともに会話ができない、誰かに話しかける勇気を持つことができない。


その不安や孤独を、ネットやゲームで紛らわそうとするうちに依存症となってしまいました。

 

大学でも

最初はサークルにも入り、友人もできたもののネット・ゲーム依存症が原因で、

徐々に授業やサークルに行かなくなり、折角できた友人とも疎遠になったり、関係が切れてしまったりしました。

 

そして、その孤立した状況から逃避するためにネット・ゲームにのめり込む…

 

まさに依存症の負の循環と呼べるものに完全に嵌ってしまっていました。

 

 

現在は、私は依存症の回復途上にあるものの、かつて依存していたネットの動画や、オンラインゲームは断つことができています。

 

断つことができるようになったのは、自分の人間関係が改善していったことがきっかけです。

そのことについては、また別の記事で…

 

 

・最後に筆者について

ここまで読んでくださった方、初めまして。

24歳ニートです

 

この春5年で13単位しか取っていなかった大学を中退し、ニートになりました。

 

大学生活最後の2ヶ月は、国立久里浜医療センターの方に入院して、ネット・ゲーム依存症の治療を受けていました。

 

現在もネット・ゲーム依存者

です。

 

入院すれば治る……依存症ってそういうものじゃありません

退院して約1ヶ月半、アルバイトの面接にポロポロと落ち、ニート生活を続けています。

依存症の悪い状態になりつつあります。

 

これから私が、バイトや進路を決めて徐々に立ち直っていくのか…

はたまたネット動画やオンラインゲームを再開し、依存にドップリ嵌って行くのか…

 

自身の依存症の状態や、過程について余すとこらなく書いていきたいと思いますので、

 

自分も依存症!って方

息子!娘!兄弟姉妹!夫!妻!が依存症って方

 

勿論そうじゃない方にとっても、依存症への理解を深める助けとなれば幸いです。