元13単位VSネット・ゲーム依存症

ネット・ゲーム依存症により、大学を5年で13単位しか取らず中退した筆者が、自身の依存症との血湧き肉躍る熱き闘いを繰り広げるブログです。

ただの月間回復報告~2020年6月~

こちらは記事増やしたいだけの、私のFacebookのコピペです。
ただ私が「この月はこんな感じで回復中だよ~」と言いたいだけの内容です。
 
 
5/27 通院スタート
昼夜逆転生活が続いていたため、半分徹夜状態で病院へ
恐らく自身より年下の診療士さん相手にしっかりネット・ゲームに溺れて貯金潰してニートしていることを全部話す。スッキリする。
 
担当医の先生に、本や自助会についての資料をいただく。
自分がアダルトチルドレンであることに気付く。
先生の前で24時になったらネットは切るルールを作り、宣言する。
 
6/2 通院2回目
24時でネットを切るルールを、スタート2日目にしてあえなく破る。
昼夜逆転で夜がどうにも寝られず、ネット・ゲームがやめられない。
その後も我慢できてMAX3時間であったことを先生に報告。
 
睡眠薬を処方してもらう。
でもって1日1時間くらいは運動しろと言われ、とりあえずその日は歩いて家まで帰る。
 
6/4 友人と遊ぶ
昨年のとあるキャンプで知り合った友人達と、大阪にて遊ぶ。
依存症のことを理解してくれている友人のため、安心して心置きなく楽しい時間を過ごす。
人との繋がりの重要性を再確認する。
 
この辺りから昼夜逆転は治りだし、24時でネットを切るルールを少しは守れるようになる。
 
6/9 通院3回目
あんまし睡眠薬が効かないことを話して、少し強めの薬に変えてもらう。
24時ルールもそんなに、運動もあんまし、自助グループも入ってないけど、とりあえず全部正直に先生に話す。
あんまし真剣になり過ぎず、ゆっくりやってけと諭される。
気が楽になる。
 
6/13 父来訪
実家マネーで買ってもらったアダルトチルドレンの本を手に入れる。
御年78歳の父に色々と考えていることを全部聞いてもらう。
父が蕎麦が食べたいということだったので、自宅近辺の蕎麦屋に行く。美味しくて大当たりのお店で父と再来店を決意する。
 
6/14~精神不安定
アダルトチルドレンの本に、注意書きで「けっこう精神的ショックも大きいから、独りで読み進めるな」と書いてあるのに、独りで読み進めて見事に精神不安定状態に陥る。
 
この頃には、ネット・ゲームのやる気もだいぶ落ちて、24時ルールもほぼ守れるようになって、運動として自宅筋トレを始めたのに、睡眠薬を飲んでも日中や夜も動悸で寝れなくなる日々が続く。
自助会の必要性にやっと気付く。
 
6/16 通院4回目
24時ルールも守って、筋トレしてるけど動悸ヤバくて寝れないですと話すと、「あの本読んだんだね?」と見事に見抜かれる。
とりあえず精神安定剤を処方していただく。
 
アダルトチルドレンの誰もが通る道だからと、まずは自助会に参加してみることを勧められる。
自分も参加を決意する。
 
6/18 実家に帰る
姉が甥っ子と共に実家に来るということで、甥っ子会いたさに自分も帰る。
甥っ子のあまりの可愛さに無事叔父バカになる。
家族にも今の状態について正直に話す。
 
その晩自宅に戻り、またキャンプの仲間の1人から、「この夏ネット・ゲーム依存症の子達に向けてオンラインで何かやらない?」と持ち掛けられていたので、詳しく電話で話す。
 
自分自身「なんでネット・ゲームの依存症の自助会って全国見渡しても2・3件しか出てこねんだよ!!!関東ばっかだし!自分で作るか?おおん???」とずっと思っていたので、二つ返事で協力を承諾する。
 
6/21 オンライン自助会に参加する・父と京都散策
父再訪。
一緒に鞍馬寺まで行って、貴船神社へと繋がる山道をゆっくり父に合わせて歩く。ペースはゆっくり休み休みながらも、背筋をしっかり伸ばして歩く父の姿にちょっと心が動く。
 
久しぶりの山登り?に自分も気分が晴れる。なお21日が父の日だったと気付いたのは父と解散後だった。少し自分を殴りたくなる。
 
その晩、人生で初めて、オンラインではあるものの自助会に参加する。
基本は話しっぱなし、聞きっぱなしだけど、自分の正直な話を誰にも否定をされないという場所は、それだけで十分な居場所になるなと思い、参加し続けることを決意する。
 
6/22 元バイト先の店長と再会
2月に正式に辞めて以来、ずっと連絡を取っていなかった元バイト先の店長と連絡を取り再会。
自分のことを正直に話す。
 
実は店長は翌日から入院とのことで、1日遅れていれば再会できていなかったという奇跡にまず感謝する。
そして店長のご厚意で、お店も自身も大変な状況であるのにも関わらず、僕がどういう状態なのかも知った上で、もう一度アルバイトとして雇ってくださる、その優しさに心から感謝する。
 
6/23 通院5回目
あんまし何を話したか覚えていないけど、24時ルールと筋トレの習慣がしっかり守れていて、アルバイトも再開できることに、自身の回復と周りに人々に恵まれていることを感じる。
 
オンラインでの「ネット・ゲーム依存者対象の企画」について、信頼している依存症関係の方にアドバイスを聞いたり、情報収集を始めだしたことを報告。参考文献やサイトを色々教えてもらう。
 
6/24 カミングアウト
内臓飛び出るかという思いで、精神安定剤も服用して、Facebookに今まで隠してきた自分の依存症のことを全部書く。
今までの清算になるわけではないけど、ずっと嘘で覆って守り通していたものを手放したことで、心のリミッターが外れる。
 
沢山の方の愛に触れて心から感謝する機会となるも、リミッターが外れた反動はデカく、若干それでおかしくもなる。
とにかく人恋しさが暴走して、妖怪「うざ絡みおじさん」と化す。
 
ついでにゲーム用に作った糞みたいな承認欲求の塊のようなTwitterアカウントを消し去る。これは英断だった。
 
6/27 友人と遊ぶ
4日に遊んだメンバーに、関東から遥々来てくれた1人を加えた4人でほぼ丸1日遊ぶ。
本当に何でも言い合えてしまう仲間なので、容赦なさすぎる本音のトークを飲みの場で繰り広げたりした。
 
でもすんごく幸せな一日だった。依存にどっぷりハマってたときには考えもしなかった良い日だった。
どっかで死んだりしなくて良かった。本当に。
 
6/28 兄との再開、オンライン企画始動
カミングアウトした文を読んでくれたノルウェー人の留学時代の兄貴が話そうぜということで、約9年ぶりにSkypeで再会する。
 
自分の英語力の欠落っぷりに驚くも、それでも何だかんだ会話できるところに兄弟の絆を感じる。
兄貴もけっこう大変な思いをしていたようで、お互い支え合っていこう、また何度でも話そうと、固い絆をより強くする機会になった。Thank you Rakib!
 
その晩はネット・ゲーム依存者向けのオンライン企画の始めてのミーティング、皆忙しさもそれぞれで、分からないところだらけ。
どういう形で作るかがやっぱり難しい。
でも皆いっぱい意見くれて嬉しかった。
 
それぞれに考えるものがあって、その全部を取り入れることは無理があるけど、どれも大切な考えだし、何とかいいものを作りたいと改めて思った。
 
6/29 妖怪暴走、そして成仏
友人と遊んだことで相当に満たされまくった心も、1人になると寂しさで飢え出し、妖怪「うざ絡みおじさん」の暴走がそこかしこで始まりだす。
 
オンラインでの企画作りの場でも一向に止まらず、レスポンスの薄さを余りにも気にし過ぎて、
自分でも「やべえ妖怪なっちゃったよ、戻れねえ…どうしよ…」ってなっていたところを、信頼する友人のLINEの一言&愛のあるフォローで無事成仏する。
 
夕方には約3カ月ぶりに大学教授の師匠に出会い、色々とオンライン企画で感じた難しさや、これからの共同研究について話したことで、落ち着きをかなり取り戻す。
 
6/30 通院6回目
暴走したりしたことなど、色々と話す。
ほぼ平常レベル近くまでに落ち着く。
24時ルールを守れているのと、筋トレしているのはとてもいい傾向なので、とりあえず明日からのバイトを頑張るのと、オンライン以外の自助会にも参加してみることで、落ち着ける生活を構成していくことを学ぶ。
 
 
以上になります。
こんなんFacebookに投稿したんか。
なげーなおい。3000字普通にいったわ。
こんな感じでまだまだ私も回復途上ですので、皆も生活大事に頑張ってね。